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屏風岳を滑る

執筆者の写真: そらまめおそらまめお

更新日:2022年5月27日

まめおが6年前から憧れていたみやぎ蔵王の屏風岳


自称

“屏風に一番近い男” (位置的に…)

のマメオとしては、屏風を麓から見る度に、いつかあの斜面を滑ってみたい!という野望があった。


屛風岳の斜面は、切り立っていていかにも厳しく、そして美しいシルエットが遠くからでもよく分かる。

だからこそ、厳しい山行になることも想像がつく。


去年は雪の状態も、まめおの状態もとってもイマイチだった。

今年は今年でまめおはイマイチだったけれど、同じペンション村のZAOC代表半田譲さんと話していたときに唐突に誘われ、誘いに乗った。

こうして、かねてからの夢は一瞬のノリで実現

バックカントリーガイドの半田譲さん




今日は積雪量、雪質、天候ともに恵まれ、登りの急登もクリアし、無事にガスが湧く前に下界まで戻れた。まさかの山頂で無風!



まとめMovie


帰宅して、温泉で余韻に浸りながら1日を振り返り「なんだか屏風に歓迎してもらえたような…」なんて勝手に解釈するまめお


鳥のような樹氷


少し話は変わるが、

「なぜ山に登るのか」
「なぜ雪山を滑るのか」

という疑問というよりかは、強い反対意見をよく耳にする。


それぞれ答えは違うだろうけど、僕が思うアンサーは危険を冒してスリルを味わいたいのではなく、自然を体で感じたいからだと思う。


自然から生まれる力は凄い。感動が半端ではない。たとえ感動ではなく厳しさであってもそこを乗り越えて生まれる自信や充実感は人間社会では味わえない。

大自然に身を置いたとき、人は皆自分たちで考え判断し行動せねばならない。次には反省と対策が練られ、達成感や満足感は喜びと自信を生む。


だからこそ、辛いときや不安があるとき、または不満があるなら全力で自然を感じてみたらいい。何なら興味のあることにトライしてみたらいい。


と、まあ小さな夢を叶えたまめおが湯舟の中でブツブツ言ってましたとさ





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