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執筆者の写真そらまめお

蔵王風力発電

ペンションを経営するにあたり何か自家発電ができないか模索し続けている



気軽にできるソーラー発電は残念ながら山間部では期待できない。日照時間も晴天率も少ないから仕方がない。

他にも水力、風力、地熱・ヒートポンプ、温泉熱・バイナリー、バイオマス、色々と考えたがどうも可能性が見いだせない。ただ、蔵王連峰から吹き下りてくる滑降風「蔵王颪(おろし)」は風力発電の可能性が少しはあるかな…と考えていた。ただ、騒音やプロペラ・機具の破損、鳥類への影響など課題も多く踏み切れずにいる。


以前働いていた山小屋で実感した自家発電(水力発電)の魅力は、軽油の発動発電機に比べ、気持ちにも余裕が出るし、自然環境に見合った発電が罪悪感もなく心地よい暮らしに繋がっていた。

今の大量生産・大量消費の社会では感じにくくなってしまっているが、本来は小さく発電を起こし、小さく消費する、足りない分を補うのではなく足りるように暮らすのが自然の姿だと実感した。「足るを知る」とは、まさにこのことだ。


色々な会社にも見てもらいながら模索を続けてきたが、最近は改めて改良を重ねている風力発電に注目しているところだった。



羽の全くない 「電柱型共振発電機」


ただ、洋上風力のように安定して風が吹かないため、蓄電池も併せて購入しなければならず、コスト面の課題もあり導入には慎重にならざるを得ない。




そんな中、近隣で大型風力発電機の設置が話題になっている。

みやぎ蔵王にそんなものは必要ないと地域では多くの方の反対意見が聞こえるが、よその会社や地域の者がよくそんな堂々とやれるもんだ、と僕も驚いている。

再生エネルギーと聞けば聞こえはいいが、誰が得をするのか、課題は解決されているのか、疑問は残るし、そもそも地域住民の意見や気持ちに寄り添う心があるのかどうなのか。



資源エネルギー庁や環境省が色々な補助金や施策を出して、企業が利益の模索を始めているのかもしれないけれど、大規模な電力確保自体に反対だ。


小さな発電・小さな消費に力を入れるのが、自然環境や地域住民への配慮だと思う。


蔵王地域の方が、開発者に抗議(意見)しています。川崎町・七ヶ宿・丸森


まだ止められるかもしれません。


↓皆さんも賛否ご意見があれば、是非お願いします↓






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